松方財政
松方正義が大蔵卿に就任する以前はインフレが問題になっていた
※インフレ発生の理由…西南戦争の戦費調達のための不換紙幣の発行
因に、このインフレは農民などの生産者にとっては生産物が高く売れるし、定額の地租は実質安くなるので歓迎された⇔政府にとっては実質的に税収が落ち込むので。。。。。。。
松方がインフレ収集のため
1、歳入を増やす
2、歳出を減らす。そして市中の不換紙幣を買い入れる
を行います
まず1について
∇地租以外の税の増税(酒とタバコ)・新設(醤油)・復活(菓子)
なぜ地租以外かというと。。。農民一揆で税率を下げた地租をまた上げることは不可能に近かったから
これらの製品は当時の日本の代表的工業製品であった
∇官業の民営化
政商に対して官業の払い下げを行った
→売却益が歳入になると同時に、払い下げ以前はかかっていた運転資金がかからなくなる
2について
∇1882年日本銀行設立、兌換紙幣の発行開始
1883年には国立銀行条例を改正して市中の銀行に紙幣の発行をやめさせる(普通銀行化)
こうして。。。
市中の貨幣量が減少、貨幣価値が相対的に上がって物価が下がるデフレに
(このデフレは長期化し、金利の低下をもたらした。そして金利低下がまとまった資金を集めやすく借りやすくし、第一次企業勃興へとつながる。。。)