重商主義政策
重商主義として有名なのはフランスのコルベールでしょう
彼が重商主義政策をとった背景は以下のようになっています
17cブルボン朝、30年戦争やスペイン継承戦争で恒常的な税収額を越える戦費がかかる
→戦費を補うために公債発行
→国家財政悪化
ルイ14世の治世、コルベールは重商主義政策として以下のことを主に行います
・ガラスやタピストリで王立マニュファクチャの創立
・宣誓ギルドの拡大による輸入代替
・輸出産業の奨励
・輸入品に対する高関税
・フランス東インド会社の創立
…つまり、保護貿易的な政策で特権的都市商工業者を育成することを目的としています
この問題点としては
1、保護貿易政策なのに、ヨーロッパの相互連関による経済発展を前提としている
2、特定産業の振興によって他産業の発展を阻害している
があげられます